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Anti-Moral Harassment Project

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あなたをゴミ箱のように扱う人たち -モラルハラスメントの加害者たち-

『カウンセラーが語る モラルハラスメント 人生を自分の手に取りもどすためにできること』 (谷本惠美 晶文社)
 という本にこんなことが書いてありました。

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モラルハラスメントの加害者は、

相手(被害者)の人生がまるごとじぶんのものだと思って疑わない。
大人の葛藤処理をしない。
世の中には自分とは異なる視点があることを知らない。
自分中心の視点からしか認知、判断できない幼稚な心性を持つ。

児童心理学者ジャン・ピアジェによれば、
普通の人は脱中心化、自己中心性からの脱却をするが、モラルハラスメント加害者は大人になっても自分と他人との間に境界を見ることがないまま。ゆえに、被害者を自身の葛藤処理の道具にしか見ない。
みな辛い思いをして大人になったが加害者はそれをしたくない

被害者は心が潰されないよう、合理化という防御機能を使いモラルハラスメント加害者の行動を理解しようとする。→自分が悪いのだ、と思うようになる。
また、受けてきた暴力をカウンセラーに語れない状態は、抑圧、という防御機構を用いて、被害を意識から追い出すことで自分を守っている状態。
しかしこれらは所詮時間稼ぎにすぎない。

加害者は、自分の特質を他者に押し付ける投影を行ない、望ましくない自分、問題や葛藤から逃げ、誤魔化す。
人や物のせいにする。
被害者を、自身の心のゴミの受け皿、ゴミ箱にする。



いかがですか?
どこかで見聞きした話ではありませんか?

わたしたちは、Anti-Moral Harassment Project (アンチ・モラルハラスメント プロジェクト)を推進しています。モラル・ハラスメントは、簡単に言ってしまえば心理的虐待、または精神的虐待のことです。心理的暴力、または精神的暴力と言い換えても良いでしょう。

日常に潜む恐ろしい人権侵害行為について正しい知識を得ることで、身を守ろう、加害者に加担しないようにしよう、という趣旨で10月20日に講演会を開催します。
お住まいの地域に関係なく、関心を持つ方ならどなたでも参加できます。

ひにち
10/20 日曜日 9:30より
(休憩をはさみ二時間程度、開場は9:00)

ばしょ
〒444-2846
豊田市小渡町船戸15-1
豊田市生涯学習センター旭交流館
3階 大会議室(100名収容)
0565-68-2490

おといあわせさき
anti.moral.harassment.project@gmail.com

*講師として熊本県のNPOこころのサポートセンター・ウィズより専門家の方を招きます。
*参加費は無料です。
*本事業は豊田市平成25年度わくわく事業の補助金にて運営いたします。
by a-mh-project | 2013-10-07 13:07